看護師求人から見る近年の看護師転職市場



何らかの理由から転職を意識しはじめた看護師の皆さんにとって、やはり近年での看護師の転職市場は気になるところですね。より賢い転職を成功させる為にも、最近の動向を知る事は重要であると言えます。

「看護師不足が続いているから、看護師の転職は引く数多!」多くのサイトやブログでこのような記事を見かけます。医療現場での看護師不足は今や社会現象ですので、現場で活躍する方はその深刻な状況を肌で感じている事でしょう。

2011年のデータでは、全国でおよそ56,000人もの看護師が不足していると言われており、少子高齢化が進む近年では今後も看護師の需要がさらに高まる事が予想されます。至る所で叫ばれている通り、看護師の転職は売り手市場が続いている事は間違いないと言っていいでしょう。

また、続く医療現場での慢性的な人材不足はインターネットの普及と相まって新たな転職スタイルを産み出しました。それは「転職支援サイト」を利用した転職活動です。

看護師に限らず、今や多くの方々がインターネットを利用して求人情報を収集しています。就職や転職活動を勧める皆さんにとって、インターネットはもはやなくてなならないツールとなっています。

なかでも看護師に関しては、看護師という職業のみに特化したタイプの転職支援サイトの登場により、より多くの看護師がインターネットを通じて新しい職場との出会いを果たすようになりました。

さらに近年では、スマートフォンを利用する方が増えより手軽にインターネットを利用出来る様になりましたね。出先や昼休み中など、忙しい看護師のチョットした空き時間で看護師求人サイトを利用する事も出来ますので、看護師の転職支援サイトは今まで以上に重要な転職ツールとして多くの看護師に利用されているようです。

ネットで情報をゲットできる手軽さはもちろん、利用する看護師の増加に合わせて求人情報を公開する病院や企業による利用も増え、今まであったハローワークなどのツールにも負けない情報量の多さもその人気を支えているのではないでしょうか。
公益社団法人 埼玉県看護協会

看護師転職サイトの選び方

看護師の転職と言うと以前まではハローワークで探すか、日本看護協会が運営するe-ナースセンターで探すなどがよく取られる方法でした。実際現在でもそのような方法での就職、転職は可能ですし、そこでも求人倍率は約3倍と看護師は引く手あまたの状態です。

ただ近年は看護師の就職や転職に特化して、支援するコンサルタントやサイトが人気となってきました。看護師の情報に特化しているだけあって情報量も豊富ですし、何よりプロのコンサルタントが転職に関わる様々なことをサポートしてくれるのが魅力です。

たとえば履歴書の書き方や面接へのアドバイス、こちらからは聞きにくい労働条件の確認を先方にしてくれるなどのサポートを受けられます。場合によってはこちらが希望する条件について交渉までしてくれるのです。しかもこういったサポートを無料で受けられるのですから、大変うれしいですよね。

問題はその転職サイト選びにあります。最近は看護師転職サイトが乱立気味と言わざるを得ません。初めて利用する側にとっては、どこに登録したらいいものか迷ってしまいます。転職サイト選びはその後の仕事を左右するわけですから非常に重要です。

転職サイト選びのポイントは、ズバリ、はじめからひとつに絞らないことです。登録しなくてもわかる情報から使いやすそうなものを3つくらい選んで登録してみましょう。転職サイトにはそれぞれ強みや得意な情報というものがあり、いくつか登録することでそれらの情報を効率よく得られるのです。

また対応が悪い場合、すぐにほかのサイトに利用を変えることができます。残念ながらコンサルタントによっては転職実績をあげることを重要視するあまり、求職者の意向を十分に汲まないまま転職活動を進める人もいるようです。

そのような場合はサイトの運営側に伝えることもできますが、それでも対応がよくないと感じた時には利用しないほうがいいかもしれません。求人件数が多い、大手である、実績があるなど視点を変えてまずは3つ程度登録してみるのが転職を成功させるコツと言えるでしょう。

出産・育児後の復職のタイミング

女性看護師の場合は、妊娠や出産のタイミングで辞職したり、休職される方も少なくありません。家庭を持つ看護師にとって、妊娠や出産というのは避けては通れない流れでもあるでしょう。

どんなに看護師の仕事を続けたくても、妊娠中の体調の変化についていけないで仕事を辞めざるをえない場合もありますし、出産後に育児に協力してくれる人がいない場合も然りでしょう。また、育児に専念したいという理由で職場を離れる看護師もいらっしゃいます。

近年は、産休や育児休暇という女性のための制度が整いつつありますが、実際にはこれらの制度をフルに活用できないケースも多々見受けられます。

しかし、職場によっては、産前産後に休みを取り、産後2ヶ月程度で職場に復帰している方もいらっしゃいますし、産休~育児休暇を取って、子供が1歳になるまでに復帰するという方もいらっしゃいます。このような産休や育児休暇の利用が多くみられます。

中には、恵まれた職場環境にある方は、一人目を出産して子供が3歳になるまで育児休暇を取得し(但し、支払われる手当ては子供が1歳になる迄)、3年間の育児休暇の間に妊娠したら、そのまま「出産→産休→育児休暇」を取得できる場合もあります。

このように職場を退職することなく復職できる場合はいいのですが、一旦、離職した方が再就職先として転職先を探すとなると復職のタイミングは熟慮しなければなりません。例えば、二人目を希望している場合、転職して、すぐに妊娠となると転職先にも迷惑がかかってしまいます。

家族計画をきちんと立てて転職活動をし、看護師として復職することが望ましいでしょう。また、二人目や三人目を望んでいる場合、授かる前に新しい職場に転職したがために、慣れない環境によるストレスや疲れから妊娠しにくい状況に陥る可能性も否めません。

ですから、まずは家族計画をたてて子供を産み終えてから、看護師として再出発する方がいいのではないでしょうか。その方が、転職もスムーズに運ぶことができるでしょう。

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